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クーラント液の交換

Step 1 まずは準備から

どんなエンジンでも100%の効率のものはありません。
だいたいのハナシですが、ガソリンエンジンのエネルギー効率は25-30%と言われており、ロスするうちの1/3が熱としてクーラントから、1/3が排気ガスとしてエクゾーストから消えていきます。

従来多くのバイクでは「空冷式」と言われる冷却方式が採用されてきました。文字通り、これはエンジンを空気で冷やします。エンジンにフィンを付けるだけの簡単な機構です。とは言っても、実際にはエンジンオイルが重要な役割を果たしているのですが・・・。

現在の主流は「水冷式」と言われるもので、クーラントと呼ばれる冷却液をエンジン内部に封入し、これを循環させて、さらに高い冷却効率を実現しています。

クーラント液とはいったい何でしょう?
なぜただの水ではないのでしょう?

冷却効率では、実はただの水に軍配が上がります。
しかし、ただの水ではすぐに錆びて使い物になりませんね。
また、0℃以下では凍ってしまいます。
クーラントとして使われているものは、エンジン内部の錆びを防ぎ、零下でも凍ることなくエンジンを守ることができるのです。

では、どれくらいの間隔で交換した方がいいのでしょう?

一概には言えませんが、約2年です。サービスマニュアルを確認してください。

※注意:
クーラントに使用される液は、非常に毒性が高いです。飲み込んだりしないように注意の上、取り扱ってください。

【必要なもの】

  • クーラント原液(あるいは指定倍率に希釈したもの)
  • ドライバー類
  • 廃液受け皿
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Step 2 クーラント液の排出と充填

※注意:
クーラント液は高温になります。
やけどに注意。またクーラント液が高温のままだと、内部に圧力がかかっている場合があり、噴き出すことがあります。作業は必ずエンジンが冷えている状態で行ってください。

画像_クーラント液の排出と充填_1

まずは古いクーラント液を排出します。方法はメーカーによりイロイロありますので、マニュアルを参照ください。 一般的には、ドレン用の排出ボルトがあるか、写真のようにラジエーターホースを外すという方法です。

エンジン内部、ラジエーター、そしてリザーバータンクの液を完全に排出するために、数個所のホースやボルトを外す必要がある場合もあります。

※注意:
排出した古い液は、地域指定の処理方法に従って処理してください。

画像_ドクーラント液の排出と充填_2

ホースあるいはドレンボルトを元通りにセットし、規定の希釈倍率にしたクーラント液を注入してください。

通常、クーラント液は2〜3倍に希釈します。

いったん、リザーバータンクまで所定量注入した後、ある程度走行しエンジン油温を上げてください。
すると、リザーバータンク内のクーラント液がエンジン内部に満たされ、レベルが下がりますので、再度調整を行ってください。

さて、これでクーラント交換は終了!
エンジンをかけたら、まずはキチンと暖気し、すみずみに新しいクーラントを行き渡らせましょう。

そうしたらAll Right!
新しい冷却性能をじっくり味わってください。