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PENNZOIL

コラム
2020/04/17

エンジンオイルの選び方

エンジンオイルにはいくつかの種類があります。その中から、お客様の車に合ったエンジンオイルを選ぶには、規格や粘度などの必要な性能を満たしているかどうか知ることが重要です。

◆エンジンオイルのグレード

エンジンオイルは性能に応じ、3つのグレードに分類されております。

【全合成油】
化学的に設計されたプロセスを経ており、不純物が少なく、分子の形状が均一となっています。
他のグレードより、高温および低温の性能が優れています。

【部分合成油】
上記の全合成油と、比較的安価な鉱物油をブレンドし作られます。
価格と性能のバランスが良くなっております。

【鉱物油】
コストパフォーマンスに優れており、エンジンオイルの交換に必要とされる基本的な性能を有しています。

◆エンジンオイルの粘度

エンジンオイルは米国自動車技術協会(Society of Automotive Engineers:SAE)が規定した粘度によりオイルを分類しております。

お車の指定粘度はメンテナンスマニュアルに明記しておりますので、オイル交換の際には指定された粘度のオイルでの交換をお勧めします。指定された粘度以外で交換された場合は、トラブルの原因になる可能性がございます。

◆エンジンオイルの規格

エンジンオイルには品質を示す規格があります。

 


【API規格】

 

アメリカ石油協会(American Petroleum Institute)が エンジンオイルの品質・性能の優秀さを表す規格として定めております。
ドーナツマークは品質レベル、粘度分類、省燃費性能などのすべてに合格したオイルへ与えられるマークになります。

 

 

【ILSAC規格】

 

ILSAC(日米自動車工業会制定規格:International Lubricant Standardization and Approval Committee)により制定された、ガソリンエンジンオイルの省燃費性能の規格です。
スターバーストマークはILSAC の規定する基準に合格したものに与えられます。
※ILSAC は日米の自動車メーカーにより構成されています。

 

 

【ACEA規格】

 

欧州自動車工業会(Association des Constructeurs Europeens d’Automobiles)により制定された規格です。
1996 年より自動車エンジンオイルの品質・性能分類に関する規格の運用を開始しました。