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Quaker State
コラム
2020/01/08
エンジンオイルの選び方と輸入車規格
クルマのエンジン性能をしっかり発揮するためには、そのクルマに合ったエンジンオイルを選ぶことが需要です。
どのようなことに注意して選んだら良いでしょうか。
・自動車メーカーが指定する粘度のエンジンオイルを選ぶこと
・自動車メーカーが指定する規格を持ったエンジンオイルを選ぶこと
「粘度」「規格」についてご説明します。
粘度とは?
・オイルは基本的に低温(エンジンをかける前の冷えた状態)では硬く、 高温(エンジンが温まった状態)では柔らかくなる特性を持っている
■ SAE粘度…米国自動車技術者協会が規定した、エンジンオイルの粘度を 実用的に表示した動粘度
・数字が小さい…粘度が小さい…オイルがやわらかい・サラサラ
・数字が大きい…粘度が高い …オイルが硬い・粘り気が強い
規格とは?
API
API(アメリカ石油協会)がオイル全般の品質(グレード)を定めている。 品質レベル、粘度分類、省燃費性能、これら全てに合格するとドーナツマークを表示することが出来る。
ILSAC
ILSACの規定するGF-5以上に合格したオイルにはスターバーストマークと呼ばれる印が付けられます。GF-5とは、ILSAC(日米自動車工業会制定規格)により制定されたガソリンエンジンオイルの省燃費性能の最高規格です。 ILSACは、日米の自動車メーカーにより構成されています。 GF-5が現在の最高規格であり、API規格でSNの性能を持ち、かつ省燃費性を持ったオイルです。
ACEA
ACEA規格とは、欧州自動車工業会により制定された規格です。